調査を始める際に調査範囲を決めるためプロットを設定します。プロットの大きさは様々ですが、大抵が四角形のプロットを設置します。
　プロット内にある樹木の樹種名・本数・太さや高さを調べます。この時プロットの位置を正確に記録するためにプロットの四隅でGPSを使ってその場所の緯度・経度を調べて記録します。
　後に航空写真や衛星写真を使い、そのプロットの場所を正確に記載します。

　かつてこのような調査は地図を片手に重い測量機器を担いで足場の悪い高低差のある山の中を測量しながら進んでいました。
　しかし現在では携帯用GPS１つで目的地にたどり着くことができます。またGPSは世界中どこでも同じように使えますから例え調査地が海外でも国内と同じ方法が利用できるので調査準備に掛かる時間や労力が軽減されます。