GPSと移動軌跡記録



失われた森林をGPS衛星画像で見つける

 広大な森林面積があり、その奥地まで容易に辿り着けない所が多い場所が多いエリアの森林減少を把握するのは衛星画像を利用します。 同じ場所を異なった時期に撮影した画像を解析し、その間に大規模な森林が減少している所を「ホットスポット」と呼びます。



GPS発信機、地図、衛星画像を持って現地調査へ

 ホットスポットが生じる原因は、主には焼畑や農園開発です。焼畑は原住民が陸稲やトウモロコシなどを植えるためにおこないます。 また農園には資本が投入されココヤシやゴムの木など市場価格が高い植物が植えられています。 衛星画像からは判別できない植生や現地の詳細を調査するために実際にそこへ出向きます。 目指す現地に到達するためにもGPSを使います。衛星画像で見つけたホットスポットの場所が本当にここなのかという確認にも使用しますし、調査では現地の面積を確認するために対象地の角で緯度経度も測位します。



GPSロガーで実際の到達距離、時間を記録する

 GPSは現地の場所を示す機能だけでなく、機械が移動した軌跡と時間を記録するロガーという装置を備えているものもあります。 ロガーが記録したデータを展開し、どこをどの位の時間掛けて移動したかを地図上に載せると移動した軌跡を明確にすることができます。 これにより、現地へ陸路で行くルートと移動時間が正確に記録することができ、さらにホットスポットを一周することにより、形を明確にすることもできます。 また、現地への移動の際に新たなホットスポットを見つけると、その場所をGPSで記録し、そこまでのルートをロガーによって保存しておくこともできます。このデータを基に、後ほど衛星画像を利用してそのホットスポットがいつできたのかも知ることができます。



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WillGPSでリアルタイム追跡しましょう。

WillGPSは、PCやiPhoneなどのスマートフォンからリアルタイムで追跡する事ができるGPS発信機及び位置情報サービスです。電波がなければ利用できなくなる一般的なGPS位置検索サービスとは異なり、電波がない場所でもGPS情報を一旦端末に保存し、定期的に電波を通じてGPS情報を発信する仕組みです。この仕組みにより、携帯電波がないエリアでも利用可能となり、より広範囲のGPS追跡が可能です。 また、GPS発信機に3Dモーションセンサーが内蔵しており、移動しない場合は自動的にスリープ状態に入るため、従来のGPS発信機より電池寿命が長く、長時間追跡できます。


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